特集 目に見える障害とどう向き合うか—先天性欠損児の作業療法
扉
柴田 八衣子
1
,
中村 春基
2
,
宮崎 明美
3
1兵庫県立リハビリテーション中央病院
2一般社団法人 日本作業療法士協会
3旭川荘みどり学園
pp.631
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200612
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特集にあたって
先天性欠損児は,「生まれつき手がない」という“目に見える障害”をもって生まれてくる.両親はその現実をどのように受け入れ,そして,生まれてきた子どもと共に,その現実とどのように向き合っていくのだろうか.またその家族の歩みに,作業療法は何が求められているのだろうか.
2013年(平成25年)6月,「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定された.2016年(平成28年)4月1日から施行となり,“障害”をもつ対象者やその家族に対し,さまざまな側面からの理解が求められている.
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