特集 理論と技術の活きる関係
扉
苅山 和生
1
,
中村 春基
2
,
宮崎 明美
3
1佛教大学
2兵庫県立リハビリテーション中央病院
3旭川荘 みどり学園
pp.1105
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100264
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
特集にあたって
作業療法は,生活を支えるうえで保健医療福祉の幅広い領域で評価を得てきた.しかしながら,作業療法が対象とする人の生活の幅広さや,先輩方から受け継いできた領域の広さに追いついているとは言いがたく,いまだ理論と技術はその発展途上にある.
本誌の2013年6月増刊号『OTの臨床実践に役立つ理論と技術』では,現代の多様化したニーズの現場において,どのような理論と技術が展開されているのか,領域別に概念とその応用についてまとめられた.これら数多くの理論を次世代のOTが積極的に活用し発展させるために,本特集では,理論と技術に関してどのような整理が必要なのかを問いかけると同時に,同一事例に対して複数のOTから介入方法を提案いただき,その枠組みの共通部分を確認する.
Copyright © 2013, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.