特集 特別支援教育と作業療法
扉
三澤 一登
1
,
宮崎 明美
2
,
澤 俊二
3
1愛媛十全医療学院
2児童発達支援センターみどり学園
3藤田保健衛生大学
pp.365
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100480
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特集にあたって
特別支援教育制度が2007年(平成19年)に推進され6年が経過し,教育現場における作業療法の認知度や期待度は年々向上している実感がある.2013年度(平成25年度)の文部科学省における特別支援学校機能強化モデル事業においては,リハ専門職の配置と活用が組み込まれており,2015年を目途に実績を示す必要がある.また,文部科学省主催で各都道府県教育委員会と特別支援教育課の実務担当者会議において保健・医療・教育・福祉等におけるリハ連携の課題と今後のあり方について報告する機会を得た.
教育にかかわる外部専門家としての介入から約9年間の地道な取り組みが,具体的な形としてみえてきた.全国で取り組んできた一人ひとりのOTの思いが,集約され実績が評価され,当事者団体や関連職種,関連団体の連携協力があり,具体的な仕組みとして今,動き出している.
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