連載 クリニカルクラークシップに基づく作業療法臨床教育の実際・第6回【最終回】
臨床実習指導者の立場から—精神障害領域
宇田 英幸
1
Hideyuki Uda
1
1埼玉県立精神医療センター
pp.272-278
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200514
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はじめに
昨年度,筆者は初めて目白大学保健医療学部作業療法学科の臨床教育を担当し,クリニカルクラークシップ(以下,CCS)を知った.
臨床教育では,実践と体験に重きを置き,患者のためになり,学生のためになり,教育者のためになる方法をとるようにしてきたが,CCSはこの考えを支持してくれる概念であった.
本稿では,これまで筆者が実践してきた臨床教育の方法,方針を振り返り,より効果的なCCSに基づく臨床教育を進めていくための課題について整理したい.
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