Japanese
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特集 心臓リハビリテーションの今—重複障害に対する作業療法
介護老人保健施設での通所心臓リハビリテーション
Outpatient cardiac rehabilitation in Long-Term Care Health Facilities
真田 康孝
1
,
竹村 仁
2
Yasutaka Sanada
1
,
Jin Takemura
2
1臼杵市医師会 介護老人保健施設 南山園
2臼杵市医師会立コスモス病院
pp.1191-1195
発行日 2015年11月15日
Published Date 2015/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200411
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Key Questions
Q1:通所リハで心リハを行う際のポイントは?
Q2:通所心リハにおける評価内容は?
Q3:通所リハで心疾患利用者に対するOTの役割は?
はじめに
心臓リハビリテーション(以下,心リハ)は,運動療法や食事療法,生活指導等を多職種協働で包括的そして長期的に行うことが推奨される1,2).特に高齢で心不全・低心機能で,多疾患を有する場合は再入院の可能性が高くなり,退院後に包括的心臓リハプログラムに参加することが有用と考えられる1).重複障害を有し,通院困難な環境では在宅・通所でのリハが必要である.諸冨ら3)は地域型心リハプログラムの一つの可能性として介護予防施設を挙げており,通所サービスへの期待がいっそう強まると考えられる.本稿では,通所リハにおける生活期心リハの取り組みと,それにおけるOTの役割を紹介する.
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