学会・研修会印象記
第52回日本リハビリテーション医学会学術集会
難波 忠明
1
1洛和会音羽病院
pp.1042
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200370
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2015年(平成27年)5月28〜30日の3日間,新潟市の朱鷺メッセにおいて,第52回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催されました.メインテーマは,「今を紡ぎ,未来につなぐ」でした.これには,「リハビリテーション医学・医療に携わる者一人ひとりが,それぞれの置かれている環境や立場の中で,今できること,なすべきことを丁寧に紡ぎながら,学術集会という集いの場に成果を持ち寄り,それぞれの糸を1本の太い糸に束ね,力強く未来につなげていきたい」という願いがこもっていたそうです.
プログラムは,特別講演8,教育講演14,シンポジウム8,パネルディスカッション3,共催シンポジウム1,ハンズオンセミナー/ワークショップ6,ランチョンセミナー17,市民講座3,レジデント企画,ハルビン—新潟交流プログラム等から構成され,一般演題795題,ポスター演題261題と充実した内容でした.中でも認知症の注目度は高く,認知症関連の演題やシンポジウムにはたくさんの方々が集まり,今後の認知症医療福祉について,さまざまな情報交換が行われていました.
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