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特集 今こそ老健での作業療法—地域包括ケア時代にOTの可能性を広げよう
排尿行為自立へ重要な膀胱機能評価—私たちの取り組み
The bladder function evaluation by OT in order for clients to improve excretion motion
川原 ちひろ
1
,
太田 有美
2
Chihiro Kawahara
1
,
Yumi Ohta
2
1社会医療法人敬和会 介護老人保健施設 大分豊寿苑
2社会医療法人敬和会 大分東部病院
pp.823-825
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200304
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Key Questions
Q1:老健における排尿リハ・ケアとは?
Q2:尿失禁の評価の視点とは?
Q3:排尿障害に対するOTの介入とは?
はじめに
社会医療法人敬和会 大分豊寿苑(以下,当老健)は定員90名の在宅強化型老健である.入所担当のリハスタッフは4名(PT 1名,OT 2名,ST 1名)在職し,“利用者とご家族が安心安全な在宅生活が送れるよう支援する”を基本理念としている.特にOTは介護士・看護師と協働して,入所者が安全な在宅生活が送れるよう,常に生活をイメージしたADL・IADL訓練を行うことに力を入れている.また,高齢化が進む中で尊厳ある排泄をテーマにかかわっている.
今回,私たちが力を入れている排尿リハ・ケアについて述べる.
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