Japanese
English
◆原著
自動膀胱で反射性排尿を行う男子頸髄損傷者の排尿動作の自立
Trial of Self-management of Automatic Reflexive Bladder by Using Urinary Device in Male Quadriplegics
木村 利和
1
,
広重 靖
1
,
上田 利一
1
,
小川 修
1
,
松尾 清美
1
Toshikazu Kimura
1
,
Yasushi Hiroshige
1
,
Toshikazu Ueda
1
,
Osamu Ogawa
1
,
Kiyomi Matsuo
1
1労働福祉事業団総合せき損センター
1Spinal Injuries Center Iizuka
キーワード:
頸髄損傷
,
排尿動作
,
自立
Keyword:
頸髄損傷
,
排尿動作
,
自立
pp.18-23
発行日 1989年2月15日
Published Date 1989/2/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:自動膀胱で,手圧や叩打による反射性排尿を行うC6BⅡ〜C6BⅢレベルの(Zancolliの分類)男子頸髄損傷者の排尿動作自立を目的として,自助具を製作し,訓練を根気よく行った結果,7名の自立に成功した.現在これらの自助具は,彼らにとって貴重な自助具となっている.頸髄損傷者にとって排尿動作を自立する事は,以後の生活に自信をもつことにつながるし,社会復帰のための重要な鍵となっている.今後更に検討を加えて,より良いものにしていくと共に,両上肢共C6BⅡレベルより高位の頸髄損傷者でも排尿動作を自立できるような訓練方法を考えていきたい.
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