臨床メモ
個人差の大きい排尿便の自立
松島 富之助
1,2
1愛育病院保健指導部
2愛育病院小児科
pp.1131
発行日 1970年6月10日
Published Date 1970/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203255
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「夜尿症」を訴えて治療を求める母親は非常に多い.医師のほうもその原因を求めて,検尿を行ない,膀胱炎や尿道炎の所見を得ればその治療を行なうが,陰性の場合にははたと途方にくれてしまうことがしばしばである.
もともと,排尿便の自主については,次の基準がよく知られていて,これをもとに指導を行なっているが,これはあくまで基準であり,この年齢を越えても不可能な小児がいることも事実である.
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