Japanese
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特集 障害者と自動車運転
米国における自動車運転リハビリテーション
The driver rehabilitation in the United States
松原 麻子
1
,
藤田 佳男
2
,
小林 隆司
3
Asako Matsubara
1
,
Yoshio Fujita
2
,
Ryuji Kobayashi
3
1広島市立リハビリテーション病院
2目白大学保健医療学部
3首都大学東京健康福祉学部
pp.124-129
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200124
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Key Questions
Q1:米国作業療法協会における自動車運転の位置づけとは?
Q2:米国における自動車運転リハに関する教育とは?
Q3:米国における自動車運転リハの特徴とは?
はじめに
米国での自動車運転リハは,明確な時期は不明であるが,1950〜1960年代にかけて専門職に対するニーズの高まりによって開始されている1).1977年には障害者に対する教習指導や運転支援装置作製の分野に従事する専門家への支援を主要な目的とした障害者自動車運転支援教育協会(Association of Driver Educators for the Disabled:ADED)が設立されている.米国作業療法協会(American Occupational Therapy Association:AOTA)は,自動車運転を重要な手段的日常生活活動の1つとしてとらえ,対象者を支援するためのさまざまな取り組みを行ってきた.筆者(松原)は,米国で自動車運転支援のための教育,自動車運転支援の実践等に参加する機会を得たので,私見を加えて報告する.
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