増刊号 脳卒中の作業療法―支援技術から他職種連携・制度の利用まで
第4章 支援技術Ⅲ 生活期:生活の広がりに向けて
3 通所リハの役割と支援の実際
武藤 亮
1
,
山下 理津子
1
,
佐々木 誠子
1
Ryo Muto
1
,
Ritsuko Yamashita
1
,
Seiko Sasaki
1
1医療法人真正会
pp.722-726
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100567
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はじめに
今,通所リハは,急性期,回復期の入院期間が短縮し,早期に在宅復帰され,身体機能向上,ADL自立,復職等が目的の利用者が多くなっている.
その一方で長期の在宅生活経過とともに,社会参加・運動量の減少による廃用等に対して機能改善を目的とする利用者もいる.また軽介護者から重介護,介護予防からレスパイト等までさまざまな目的の利用者がいる.このように多種多様な利用者がいる中で,OTは通所リハでどのような役割を担い,実践しているのかを紹介する.
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