特集 世界に発信できる日本の作業療法教育のあり方
扉
鈴木 孝治
1
,
澤 俊二
2
,
竹内 さをり
3
1国際医療福祉大学
2藤田保健衛生大学
3甲南女子大学
pp.297
発行日 2013年4月15日
Published Date 2013/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100081
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日本のOTは,資格制度,有資格者数,養成校数,養成課程(期間)等,どの側面を取り上げても,この半世紀足らずの年月で成熟し,世界的にみて引けを取らない状況となった.ただ,急激な変化のため,指導者数が少なく成長過程の若手が多くなり,結果として卒後教育が不十分となる側面もある.また有資格者数を増やすことを優先したため,養成校数が増え,経験豊富な教員が少なく,卒前教育も十分とはいえない状態が続いている.
そのような情勢の中,来年には第16回世界作業療法士連盟大会が横浜で開催される予定である.これをきっかけに本特集では,世界に発信できる日本の作業療法教育を取り上げた.
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