特集 膠原病
【各論】
17.脊椎関節炎—病歴聴取と身体診察からの適切な画像検査が診断の鍵
田巻 弘道
1
Hiromichi TAMAKI
1
1Cleveland Clinic, Department of Rheumatology and Immunology
pp.505-519
発行日 2014年6月1日
Published Date 2014/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900374
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脊椎関節炎spondyloarthritis(SpA)は,日本では比較的まれな疾患であるが,近年の新規治療法の開発により,大きく治療方針が変わってきた。腰痛など日常診療でよく出会う症状を呈し,見逃されやすい疾患でもある。特徴的な症状を問診や身体診察でとらえ,適切な血液検査,画像検査によって早期に診断し,早期に治療することで,患者の身体機能維持と生活の質(QOL)を向上させることが大切である。
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