特集 腫瘍
【ミニコラム】乳房温存療法—局所制御は生存率の,全身薬物療法は局所制御率の向上に寄与する
森井 奈央
1
,
山城 大泰
1
Nao MORII
1
,
Hiroyasu YAMASHIRO
1
1天理よろづ相談所病院 乳腺外科
pp.575-577
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900104
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乳房温存療法は,乳がんの疾患概念の変遷,全身薬物療法の確立を背景に登場してきた治療法である。本稿では,乳房温存療法が確立した経緯を述べ,局所治療としての臨床的意義と,局所制御が予後に与える影響について解説し,その適応について考えていきたい。
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