特集 呼吸器離脱
3.抜管のすべて―Part 4:抜管,再挿管のテクニック
飯塚 悠祐
1
Yusuke IIZUKA
1
1松江赤十字病院 麻酔科・集中治療室
pp.711-725
発行日 2012年10月1日
Published Date 2012/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100469
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抜管は,呼吸器離脱において大きな目標であるが,自発呼吸トライアルspontaneous breathing trial(SBT)が成功しても,抜管後に患者が自身の力で呼吸を維持できるかは,また別問題であり,再挿管の可能性は常につきまとう。気道管理のスキルは,ICUにおいても手術室や救急室と同様に重要であることは間違いなく,多様なストラテジーを瞬時に頭に浮かべることのできる経験と,数種類の挿管デバイスを使いこなせる技術が必須である。
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