特集 急性心不全
1.はじめに
平岡 栄治
1
Eiji HIRAOKA
1
1神戸大学医学部附属病院 総合内科
pp.643-644
発行日 2010年10月1日
Published Date 2010/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100337
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
慢性心不全,特に収縮能の低下した慢性心不全に関しては,ACE阻害薬やβ遮断薬などの効果もあり,その予後は劇的に改善してきている。また,急性心筋梗塞も治療の進歩に伴い,生存率が改善しているが,そのためか,米国では急性心不全による入院患者は1979年の37万人/年から最近では110万人/年と激増している。
Copyright © 2010, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.