徹底分析シリーズ 血管穿刺:より確実に よりスマートに
針刺し:起こした時の対応と起こさないための工夫—リスクを理解する! リスクを回避する! 迅速に対応する!
小美野 勝
1
Masaru KOMINO
1
1埼玉県済生会栗橋病院 院内感染対策室
pp.414-419
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201960
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手術部における針刺し・切創事故は増加傾向にある。また,常に迅速かつ確実な手技が要求されるため,針刺し以外でも血液・体液に曝露するリスクが高い部署といえる。そのため麻酔科医は,血液・体液曝露の危険性について理解し,日常的に曝露対策を実践する必要がある。
本稿では,針刺しを中心に曝露リスクや事例発生時の対応,予防手段について解説する。
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