増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
その他の疾患
108.医療従事者の針刺し事故への対応
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院・内科
pp.2022
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900525
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HBs抗原陽性の血液の針刺し事故あるいは粘膜被曝の肝炎感染頻度は6%といわれる.しかし,事故直後の予防接種にて,1.4%にまで落とすのが可能となった.針刺し事故後の予防接種の方法を表にあげる.
針刺し事故を起こした医療従事者の予防接種の状況と血液のHBsAgの状況によって,治療方針が変わってくる.
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