徹底分析シリーズ 修正型電気けいれん療法と麻酔
m-ECTの適応—長崎大学病院での実際と麻酔科との連携
山口 尚宏
1
,
今村 明
2
,
小澤 寛樹
1
Naohiro YAMAGUCHI
1
,
Akira IMAMURA
2
,
Hiroki OZAWA
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 精神神経科学講座
2長崎大学病院 地域連携児童思春期精神医学講座
pp.1106-1109
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201512
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修正型電気けいれん療法modified electroconvulsive therapy(m-ECT)と呼ばれる*1ことが多いと思うが,現在「ECT」と言えばこの修正型を指す。クロザピンという抗精神病薬と並び,精神科での最終治療的な意味合いも強い。
本稿では,精神科におけるこの治療の位置づけ・適応と,当院での麻酔科との協力体制について触れていきたい。
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