特集 臨床検査のシステム化
検査部システムの実際
2.長崎大学病院
臼井 敏明
1
1長崎大学病院検査部
pp.1295-1301
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911694
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長崎大学検査部では昭和56年2月に臨床化学検査システムを購入し,約6か月のソフトウエア開発の後,56年8月から化学検査データのコンピュータ処理を開始した.使用コンピュータは日本電気ACOS−250で,病院情報システムとオンラインで結合し,患者情報および検査結果の交換を行っている.ACOS−250は汎用コンピュータであり,検査室への汎用機の導入は検査センターの事務処理を含めたシステムを除き,検査専用としてはわが国最初のものと思われる.以下に導入過程と半年間の運用経験について述べる.
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