特集 はじめての国際学会<後編>
巻頭言
高木 俊一
1
1東京女子医科大学 麻酔科学教室
pp.679
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200902
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- 文献概要
2017年6月号「はじめての国際学会<前編>」の続きです。
前編では,麻酔科にかかわる数ある国際学会の中でも特にメジャーな米国麻酔科学会(ASA),ヨーロッパ麻酔科学会(ESA),世界麻酔研究会議(IARS)を中心に紹介し,国際学会へチャレンジする気持ちが高まったところで,最初の関門である演題応募用の抄録の書き方の真髄をお伝えしました。
後編では,抄録が無事に採択されたら,次にすべき発表と渡航の準備,会期内の過ごし方について紹介します。また,国際学会は,自分をアピールする場でもあるので,発表の際の立ち居振る舞いも指南いたします。自分の研究を発表し,ディスカッションし,多くの人と出会い,せっかくなので観光や病院見学をしたりして充実した時間を過ごし,さらには次なるキャリアを考えるきっかけにもなるのが国際学会です。
当初はひと月分の特集として計画したのですが,執筆者たちのアドバイスとエールが収まりきらず,前後編に分かれることとなりました。そのムンムンとした熱意を感じ取ってください。
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