症例検討 Monitored Anesthesia Care
デクスメデトミジンを使用した意識下ファイバー挿管―気道に問題があり,挿管操作に時間をかけられる場合に考慮
足立 健彦
1
Takehiko ADACHI
1
1田附興風会医学研究所北野病院 麻酔科
pp.378-380
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101102104
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症例
63歳の男性。身長168cm,体重74kg。頸椎症性脊髄症に対する椎弓形成術が予定された。高血圧を合併しており,アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)とカルシウム拮抗薬を内服している。血圧140/90mmHg,心拍数76bpm。首の可動性が低下しており,意識下挿管が予定された。
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