連載 初歩からのファイバースコープガイド下気管挿管:第6回
チューブ先行法による全身麻酔下・経口・ファイバー挿管
青山 和義
1
,
竹中 伊知郎
1
1新日鐵八幡記念病院 麻酔科
pp.888-895
発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100418
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今回は実践編で,全身麻酔下・経口ファイバー挿管のチューブ先行法について解説します。スコープ先行法による全身麻酔下・経口ファイバー挿管については,連載第3回で解説しました1,2)。チューブ先行法による挿管方法の大きな流れ(表1)は,スコープ先行法とあまり違いはありません。一番の違いは,口腔・咽頭に,先にファイバースコープを挿入するか,先に気管チューブを挿入するかです。これらの方法の分類や細かい相違点,利点・欠点については次回に詳しく解説する予定です。
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