症例検討 レミフェンタニル:私はこう使っています 2
肺癌:レミフェンタニル低用量使用の立場から―高用量?低用量? それよりも重要なことがあるだろうが!!
本田 完
1
Osamu HONDA
1
1新潟医療生活協同組合 木戸病院
pp.1114-1117
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101975
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症例
55歳の男性。身長170cm,体重70kg。1か月前から咳が続くため,近医を受診して胸部X線撮影を行ったところ,左肺上葉中枢側に径3cmの腫瘍陰影を認めたため,手術目的で当院へ転院となった。気管支鏡によって,腫瘍は扁平上皮癌であり,B1+2に腫瘍による気管支の狭小化が認められたが,明らかな遠隔転移は認めず,左肺上葉切除術が予定された。麻酔は硬膜外麻酔併用全身麻酔が予定された。
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