症例検討 気道トラブル
抜管後のSpO2低下―酸素療法と気道確保で対応する再挿管が必要な場合もある
西濱 雅充
1
NISHIHAMA, Masamitsu
1
1済生会横浜市南部病院 麻酔科
pp.734-738
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101296
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症例
46歳の女性。身長152cm,体重50kg。声帯腫瘍に対してレーザーを用いたラリンゴマイクロ手術が行われた。手術は25分で終了した。
手術が終了し,開眼したので抜管した。しかし,抜管して1分もしないうちに,SpO2は100%から96%,さらに90%以下へと急速に低下した。
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