症例検討 気道トラブル
腹臥位での気道内圧上昇―バイトブロックはお守りより効果的!
黒羽根 朋子
1
,
高木 俊一
1
KUROHANE, Tomoko
1
,
TAKAGI, Shunichi
1
1東京女子医科大学 麻酔科学教室
pp.740-744
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101297
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症例
69歳の男性。身長160cm,体重68kg。安静時の下肢のしびれ感と間欠性跛行を主訴に来院し,腰部脊柱管狭窄症と診断された。椎弓形成術が予定された。術中には運動誘発電位(MEP)を測定することになった。特記すべき既往歴はない。麻酔はプロポフォールとレミフェンタニルを用いた全静脈麻酔とした。内径8.0mmのスパイラルチューブを用いて挿管した。
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