徹底分析シリーズ 大血管手術後の脳・脊髄合併症
下行大動脈手術における脊髄保護法:脊髄機能モニタリングの実際
瀬尾 勝弘
1
,
角本 眞一
1
Katsuhiro SEO
1
,
Shinichi KAKUMOTO
1
1社会保険小倉記念病院 麻酔科・集中治療部
pp.130-140
発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100859
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●脊髄機能モニタリングの歴史(SEPからMEPへ)
胸部下行大動脈手術では,胸腹部大動脈瘤手術(ミニ知識1)(図1)と同様に,脊髄障害による対麻痺が発症する危険がある。術中に脊髄機能モニタリングを行うことにより,早期に脊髄虚血を発見し対処することが必要である。
Copyright © 2010, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.