特集 世界にインパクトを与えた日本の整形外科
術中脊髄機能モニタリング法の開発
玉置 哲也
1
1和歌山県立医科大学
pp.1173-1175
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200405
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概要
術中脊髄機能モニタリングは,全身麻酔下で脊髄機能に障害を及ぼす危険性を含む手術を,安全に遂行させるためのものであるとともに,積極的な外科医が確信を持って手術を実施し,さらには,新しい手術方法の開拓をも支えるものであると言える.そのためには,術者の信頼を獲得しなければならず,false negativeは当然のこと,false positiveもゼロにすることを究極の目的としなければならない.また障害された脊髄の残された機能こそ温存されなければならないことを銘記すべきである.
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