Japanese
English
綜説
災症とSialoprotein—Sialic acidの現在と将来
Inflammation and Sialoprotein : The present and future problems about the sialic acid
斉藤 義治
1
,
高橋 静子
1
Yoshiharu Saito
1
,
Shizuko Takahashi
1
1福島県立医大生化学教室
1Department of Biochemistry, Fukushima Medical College
pp.146-161
発行日 1957年8月15日
Published Date 1957/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905952
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はじめに
現在Sialic acidと云われるものを始めて報告したのは,Blix1)である。当時は,暫定的にKohlenhydrat Ⅰと称された。
これは定性試験で極めで著明な特長を持つているので,そのことだけを指標として,いろいろな生体材料にこの酸が存在するかどうかと云うことは,比較的簡単に論議されて来た。
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