増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅳ.炎症・線維化
炎症マーカー総論
堤 明人
1
Tsutsumi Akito
1
1滝川市立病院内科
キーワード:
CRP
,
赤血球沈降速度
,
ESR
,
血清アミロイドA
,
プレセプシン
Keyword:
CRP
,
赤血球沈降速度
,
ESR
,
血清アミロイドA
,
プレセプシン
pp.430-431
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200502
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炎症マーカーとしてはC-reactive protein(CRP)と赤血球沈降速度(ESR)が臨床上よく使用される。CRPは比較的忠実に個々の患者の炎症の程度を反映するが,ESRは炎症以外の多くの要素に影響されるため,特に両者に乖離がある場合は解釈に注意が必要である。血清アミロイドA(SAA)は免疫抑制状態にある患者などにおける炎症の評価に有用である。
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