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特集 小児臨床検査2024
Ⅸ.免疫学的検査
1.急性期反応物質―赤血球沈降速度,CRP,プロカルシトニン,プレセプシン,血清アミロイドA,IL-6*,フェリチン*(*炎症マーカーとして)
Acute phase reactant(erythrocyte sedimentation rate, CRP, procalcitonin, presepsin, serum amyloid A, IL-6, ferritin)
堀 友博
1
,
大西 秀典
1
Tomohiro Hori
1
,
Hidenori Ohnishi
1
1岐阜大学大学院医学系研究科小児科学
キーワード:
赤血球沈降速度
,
CRP
,
プロカルシトニン
,
プレセプシン
,
血清アミロイドA
Keyword:
赤血球沈降速度
,
CRP
,
プロカルシトニン
,
プレセプシン
,
血清アミロイドA
pp.270-274
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001933
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1 検査の意義と適応
炎症は細胞・組織障害に対する生体の防御反応であり,感染症や外傷・熱傷などの急性期や炎症性疾患の活動期においては,組織破壊を反映し,多くの血漿蛋白が反応性に産生される。このような一連の炎症を反映するバイオマーカーを「急性期反応物質」とよぶ。
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