増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅳ.炎症・線維化
敗血症診断マーカーとしてのプレセプシン
遠藤 重厚
1
,
高橋 学
2
Endo Shigeatsu
1
,
Takahashi Gaku
2
1盛岡友愛病院
2岩手医科大学医学部救急災害医学講座
キーワード:
プレセプシン
,
敗血症
,
診断マーカー
Keyword:
プレセプシン
,
敗血症
,
診断マーカー
pp.438-439
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200506
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敗血症の診断マーカーとしてわが国で開発されたプレセプシン(CD14サブタイプ)は,現時点において他のマーカーに比較して最も優れた敗血症の診断マーカーである。全血を用いて,パスファースト®による化学発光酵素免疫測定法により約17分間で自動的に結果が得られるまでになった。現在,保険収載もされ,今後臨床の場において広く用いられることが期待される。
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