連載 栄養学的アプローチと精神科看護・3
脂質がめちゃくちゃ大事。コレステロールが低いのは危険なのだ!
高原 健一
1
1訪問看護ステーション膳
pp.200-205
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200600
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今回の趣旨
1.摂る「脂肪酸」の種類によって、細胞の質が変わってしまう。n-3系の脂肪酸は、炎症が起きにくい体を作る。それは精神疾患の改善にも関係する可能性がある。
2.これまでの常識が変わり、コレステロールは「低いことがよくない」。なぜならコレステロールは神経細胞、ビタミンD、胆汁酸、副腎皮質ホルモン、性ホルモンの原料であり、抑うつ、不安、焦燥感、倦怠感、不眠などの精神症状にも関連していることがわかっているからだ。
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