フィジカルアセスメントを学ぼう・15
四肢・骨格の診察―拘縮,麻痺,骨折,褥瘡
箕輪 良行
1
1自治医科大学附属大宮医療センター総合医学
pp.741-745
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902291
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手足や関節は人間の動作や移動に大きく関係しています.それらの構造や機能を観察することが,そのまま患者の日常生活のアセスメントとなります.とくに寝たきりの高齢者では,関節の拘縮,四肢の麻痺,骨折,褥瘡のような障害がよくみられます.
今回は上記の障害を念頭において具体的な診察を見直します.外見や神経機能のところで述べたことと一部内容が重なります.Hさんの場合をまず初めに考えて下さい(例題).
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