研究・報告
訪問看護充実のための課題と提言―HIT研究会訪問看護検討部会
大森 武子
1
,
山田 繁代
2
,
泉 千里
3
,
根岸 武美
4
,
前川 厚子
5
,
柳田 久美子
6
,
八重樫 香代子
7
,
湯沢 八江
,
高木 洋治
8
,
城谷 典保
9
,
屋代 庫人
10
,
岡田 正
11
1東京女子医科大学看護短大
2兵庫医科大学病院看護部
3ケアマーク(株)
4帝人(株)
5ライフオストミーセンター
6セコム在宅医療システム(株)
7訪問看護ステーション
8大阪大学医学部保健学科
9東京女子医科大学第2外科
10JR東京総合病院成人病科
11大阪大学医学部小児外科
pp.735-739
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902290
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課題
患者が安全に自宅で治療を続け,安心して療養生活を送るために,訪問看護の果たす役割は大きい.医療依存度の高い患者の在宅治療システムの構築をめざすHIT研究会(資料1)では,1996年に「在宅医療普及のための提言」(資料2)をまとめ,在宅医療充実のための方向性を明確にした.
本部会は,その上に立って,対象とする医療依存度の高い患者の在宅治療支援の最前線として期待される訪問看護ステーションについて,その役割充実のためシステムや現任教育の検討を行なった.その中でHIT導入におけるの経営上の困難,知識・技術上の習得の困難性が明らかとなった.よって,次のような方向性が必要であると考えた.
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