特集 周産期の画像診断 第3版
母体・胎児編 Ⅰ.超音波診断 C.胎児異常
四肢骨格
神谷 亮雄
1
,
山田 崇弘
2
KAMIYA Akio
1
,
YAMADA Takahiro
2
1関西医科大学産科学・婦人科学講座
2北海道大学病院臨床遺伝子診療部
キーワード:
四肢短縮
,
長管骨
,
骨系統疾患
Keyword:
四肢短縮
,
長管骨
,
骨系統疾患
pp.135-138
発行日 2024年12月23日
Published Date 2024/12/23
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001831
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四肢・骨格の超音波評価
四肢は,胎児発育における重要な評価項目である。四肢の異常は,外表上の異常と骨の異常に大別することができる。異常を認めた場合,症候群の一症状であることも少なくないため,背景疾患の検索が必要である。胎児骨格の特徴と超音波による骨格評価の特徴を踏まえ,より正確な出生前診断により妊婦へのカウンセリングと適切な周産期管理へつなげていくことが重要である1)。
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