特集 「願い」を問う、つなぐ、叶える—訪問看護はどのように意思決定を支援し、実現するか
—【対談】—現象学者が訪問看護の現場に見たもの
村上 靖彦
1
,
山本 則子
2
1大阪大学大学院人間科学研究科 人間科学専攻
2東京大学大学院医学系研究科 高齢者在宅長期ケア看護学分野
pp.346-353
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201182
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6人の訪問看護師へのインタビューと緻密な分析により、その実践に迫った書籍『在宅無限大——訪問看護師がみた生と死』。
訪問看護師の語りに身を寄せた本書は、その豊かな実践のあり様をつかみだしています。
著者は、看護の専門家ではなく、現象学者の村上靖彦さんです。
村上さんはなぜ訪問看護師にたどり着いたのか。
そして、訪問看護の現場で何を見たのか。
「これまで看護の教科書が取りこぼしてきたものを記述している」と、本書を評する山本則子さんが、村上さんがまなざしの先に捉えたものを探ります。
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