特集 小児の在宅生活を支援する
栃木市福祉トータルサポートセンターに学ぶ①
[座談会]福祉・医療・教育の枠を超えた利用者本位のシステムをめざして
牧田 淳
1
,
田村 文夫
1
,
清水 孝之
1
,
深谷 聡
1
,
戸叶 順子
1
1栃木市保健福祉部福祉トータルサポートセンター
pp.119-125
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100021
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「人」を中心に,生涯を通じて支え合う
まずは窓口の一元化から
――栃木市福祉トータルサポートセンターの理念と設置の背景について教えてください。
牧田 栃木市の福祉トータルサポートセンターは,2005年4月1日に保健福祉部の中に開設されました。保健,福祉,医療,教育などに関係する各機関,施設,諸制度などの連携と交流を促進し,乳幼児から高齢者まで,生涯にわたって支援を行なうことをめざしています。しかし最初のスタートとしては,これまで不足していた,乳幼児期から学齢期までの,軽度の発達障がいを含む障がい児の支援体制づくりに重点的に取り組んでいます(表1)。
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