特集 看護補助者との協働
看護補助者に関わる業務をサポート―介護サービスの充実を視野に入れて
長谷川 勇
1
,
志村 透
2
,
森川 正人
2
,
佐藤 貢
2
,
野々村 方之
2
,
波多野 秀
2
1株式会社ダスキンヘルスケア 首都圏エリア
2株式会社ダスキンヘルスケア ウエルネスサポートサービス開発プロジェクトチーム
pp.847-854
発行日 1998年11月10日
Published Date 1998/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902256
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はじめに
急激な高齢社会を突き進む日本は,激しい医療環境の変化を迎えている.1994年の「国民生活白書」では,高齢社会における人々の暮らしを取り上げ,家族や地域との関わりを考察しているが,中心テーマは「自立した老後を求めて」であった.その中で,老後の健康や暮らしに6割以上の国民が不安を持っており,しかも家族との同居がまだ多い日本では,介護は家族,特に女性に大きな負担がかかることも指摘された.
今後は,医療が地域の拠点となり,医療と福祉の連携が本格的に追求される必要がある.
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