特集 看護業務のスリム化
薬剤業務改善による直接看護業務の充実
南部 増男
1,2
Masuo NANBU
1,2
1公立陶生病院薬剤部
2公立陶生病院総合企画室
pp.321-326
発行日 1992年4月1日
Published Date 1992/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900071
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はじめに
病院における診療業務は年々,医療の高度化により多様化を極めている.
当院においても各部署とも業務の増加に伴う情報処理の繁雑化,複雑化等,諸問題をかかえていた.薬剤部においても部内の業務処理に加えて,他部署に係わる広範囲な業務があり,それらに対する正確性,迅速性等の要求がなされてきた.これらへの対応として機械化による業務の効率化,合理化を検討した結果,コンピュータ導入以外には,現状を打開することができないと判断し,院内各部署とも効果をもたらすシステムとしてトータルオーダシステムの採用に踏み切った.
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