看護管理 実践報告
"目標による管理"導入による看護管理実践
押尾 美智
1
1千葉県看護協会
pp.186-190
発行日 1995年3月30日
Published Date 1995/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902184
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はじめに
筆者には「管理機能を円滑にするために,何か道具があるはずである」と道具を探し求めた時期があった.
出会ったのが1950年代P.ドラッカーによって提唱された"目標による管理"である.前田マスヨ氏が,「目標による管理は組織の各個人を目標設定に参画させ,その過程でも個人の主体性を認めていくやり方である」1)と紹介している.この個人の主体性の尊重と,病院長の施設運営目標とを連鎖させて1983年4月から,勤務先の4施設で,"目標による管理"を管理の道具として用いてきた.ここに,筆者なりの実施方法を報告する.
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