特集 固定チームナーシング(継続受持ち方式)
―固定チームナーシング研究会第1回研究集会より―固定チームナーシングの発展・普及をめざして
pp.144-146
発行日 1995年3月30日
Published Date 1995/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902176
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固定チームナーシング研究会第1回研究集会が,昨年8月7日,神戸市の国際会議場で開催された.研究会事務局では,当初70~80名の参加者で開催を計画していたが,応募者は700名を超え,収容人員の多い会場に急遽変更しての開催であった.それでも研究集会には270名に限らざるをえなかった.このように,固定チームナーシングへの関心は非常に高まりつつあるなかでの開催であったが,第1回の研究集会では,固定チームナーシングの導入と運営に焦点をあて,さらに普及と発展を期して討論が活発に行なわれた.
まず,西元勝子氏(自治医大看護短大)が,「固定チームナーシング(継続受持ち方式)の理念と実践」と題して基調講演.内容は,固定チームナーシングの定義,期待できる成果,看護理念(看護観)と看護方式,日本の看護チームに共通する問題,看護チームの現状分析と看護方式,導入時に起こりやすい問題などにわたり,固定チームナーシングのポイントが示された.
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