特集 がんばれニューリーダー!—初めてチームリーダーとなる人に
ニューリーダーを育てる—固定チームナーシングにおけるかかわり
岡村 絹子
1
1兵庫県立塚ロ病院
pp.463-467
発行日 1989年5月1日
Published Date 1989/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922268
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はじめに
当小児病棟においては,昭和50年から固定チームナーシングに受け持ち制を取り入れた看護体制を行なっている.メンバーが1年間変わらないこの方式は,リーダーの負担も大きいと思われるが,それなりに責任のある看護が提供できると考える.
昭和63年度の小児病棟は,3年以上の卒後経験者が13名で,その内訳は,3年目3名,4年目1名,6年目2名,7年目2名,8年目1名,10年目1名,11年目2名,12年目2名である.チーフリーダー,臨床指導者は,看護部長の任命で,チームリーダーは,婦長が任命する.
私は婦長に就任して2年目.重要な役割の1つである,スタッフ育成について振り返るよい機会と考え,本稿のペンを執った.
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