特集 チームナーシングの新しい展開
固定チームナーシングを通して得たもの—スタッフの立場から
吉川 清子
1
1国立療養所東松本病院
pp.148-153
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921638
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当病院は,図1に示すように,ベッド数180床,看護要員89名である.
昭和60年11月に日本看護協会長野県松塩地区看護管理グループが主催して,西元勝子・杉野元子著『看護チームの育成と運営──継続性のある看護をめざして』(医学書院刊)をもとに,固定チームナーシング〔日々,看護メンバーが交代するのでなく,固定メンバーによる小集団(看護チーム)が,固定リーダーを中心に,チームの目標を決め,自分たちの受け持ち患者グループを継続してケアしていく看護方法〕の学習会が行なわれた.参加したスタッフから,「是非,当病院でも紹介してほしい」との声があがり,さっそく総婦長による,固定チームナーシングの講演会が企画された.
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