レーマ
―トップ・マネジメント研修―「看護部の確立のために」見つけた行動指針
高嶋 妙子
1
1聖隷浜松病院
pp.198-199
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901902
- 有料閲覧
- 文献概要
トップが余りにもきらきらと輝いたので,今回の体験を書きたくなった.
当県には「病院・療養所総婦長会」というトップ・マネジメントの立場にあれば自主的に参加できる集まりがある.1961(昭和36)年に結成され規約もあり,年会費も集めて活動する.しかし惜しいことに,役員が東部・中部・西部を輪番で1年毎に移動していくために,組織とはいえない集まりとなっている.親睦だけが目的であれば問題はないが,折角だから研修もしようとなっても,継続性や一貫性を問わない「講演会」しかできない.講演会が悪いわけではないが,自主研修として定着させれば,施設に1人で日常孤独をかこつけている身としては,安心して自分を曝け出せる貴重な場にし得るのにと,気になっていた.その方針で6年前に一度企画に携わったが,組織改正をしなかったので結局元の形態に戻ってしまっていた.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.