特集 小集団活動による現場の活性化
チーム活動の成果―鳥取赤十字病院の固定チームナーシング
田中 菊枝
1
,
北尾 真紀
1
,
山本 喜美江
1
,
桶谷 順子
1
,
福田 綾美
1
,
野田 みつ子
1
,
中石 純子
1
,
河﨑 卓枝
1
1鳥取赤十字病院看護部
pp.945-950
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901351
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はじめに
固定チームナーシングの特徴
固定チームナーシングとは,小集団理論の考え方を基本とした看護方式である。この看護方式の目的は,(1)患者に責任を持って継続した質の高い看護を実践する,(2)看護スタッフのやりがい感向上と自己実現を目指す,(3)看護スタッフの育成(教育)である。
当院では,1998(平成元)年より固定チームナーシング看護方式を導入している。固定チームナーシングでは,1年間を通したチーム活動と日々のチーム活動は,看護部の目標・婦長の方針に基づいて挙げられた目標達成に向けて行なわれる。言い換えれば,日々のチーム活動は,日々の看護の遂行であり,またチーム活動の実践でもある。
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