特集 チームナーシングの新しい展開
チームリーダーを育てる!!—市立伊丹病院における固定チームナーシング
山田 洋子
1
1市立伊丹病院
pp.141-147
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921637
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固定チームナーシング導入のいきさつ
当院は,病床数405床,診療科15の総合病院であり,看護部は看護婦229名,看護助手20名で構成されている.看護形態は,昭和51年からチームナーシングをとってきたが,昭和55年ころから各病棟単位で,受け持ち重視のチームナーシングが考えられるようになり,患者にとって好ましい方法とはどんなものかを模索してきた.
昭和58年,病院が新築移転し,増床により看護職員が60名増員された.その結果,当時私が婦長として担当していた6階西病棟でも,17名の看護婦中で新規採用者が5名(新卒4名,卒後2年1名),経験1年の者3名というように,過半数が経験の浅い看護婦構成となった.
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