特集 緩和ケア病棟オープン―そのとき看護は
インタビュー 「ホスピス・緩和ケアプログラムの基準」作成にかかわって
大内 裕子
1
1淀川キリスト教病院内科病棟
pp.22-25
発行日 1998年1月10日
Published Date 1998/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900711
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「基準」の出された背景
全国ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会による「緩和ケア病棟承認施設におけるホスピス・緩和ケアプログラムの基準」は,1997年の1月に発表されました.それまで,日本で緩和ケアの理念や定義をこのようなかたちで示したものはありませんでした.
協議会は,ホスピスケア・緩和ケアの啓蒙と普及を目的に発足した組織ですが,ホスピスや緩和ケア病棟は,今後も広がっていくと思われます.診療報酬の「緩和ケア病棟入院料」(1990年設置)算定承認施設だけでも,全国で35施設を超え,さらに年々増加しています.
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