連載 ペリネータルパソコン入門・7
プログラムの作成(その1)
山田 恒夫
1
1財団法人・医療情報システム開発センター研究開発部
pp.894-895
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207246
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コンピュータ用言語について
パソコンにより簡易言語を使用すれば,グラフの作成や表の集計などが容易にできることは既に述べた。しかし,簡易言語では取り扱えないこともたくさんある。たとえば分娩予定日の計算は,今まで紹介したグラフの作成,データベースの管理,表の集計といった型の簡易言語では処理できない。そこで,汎用のコンピュータ用言語が必要になってくる。
現在,医療従事者がパソコンを用いて医療用プログラムを作成する場合には,「BASIC」という言語を用いることが多く,またパソコンも,電源スイッチを入れるだけでBASICを使用できるものが多い。BASICは,Beginners All-purpose Symbolic Instruction Codeの頭文字をとって命名されており,その名のとおり,初心者でも習得しやすいコンピュータ言語といえる。
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