レポート
英国にみるホスピス・緩和ケアプログラム—セント・クリストファー・ホスピス見学から見えてきたもの(下)
近藤 克則
1
,
篠田 道子
1
,
樋口 京子
2
,
荒尾 晴恵
3
,
野間口 千香穗
4
1日本福祉大学社会福祉学部
2岐阜大学医学部看護学科
3兵庫県立看護大学
4聖路加看護大学大学院
pp.316-319
発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903515
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前回では,見学した三つのホスピスの概要を紹介した.今回は,ホスピス間の違いを超えて共通する点を「ホスピス・緩和ケアプログラム」ととらえ,その特徴を明らかにしたい.三つの視点,1)提供されるケアのメニューなど対人サービス面,2)経営母体や財源面,3)なぜ一つのプログラムとなりえたのか,から全英の状況も交え紹介する.その上で,わが国への導入可能性を検討する際の前提となる医療制度などの日英の違いを考察する.
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